【歌詞の意味】白日/取り返しのつかない過ち【しまうまラジオ】

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しまうま

King Gnuの「白日」の歌詞に思いを馳せます。

King Gnuとは?

バンド名はKing Gnu

King Gnuは「少しずつ合流して大きな群れになるヌーのように、世の中を巻き込みたい」という思いから名付けられました。

作詞・作曲は常田大希

特徴的な高音のボーカルは井口理

白日のリリースは2019年2月。ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌です。

2019年2月、「白日」でブレイクしました。

YouTubeやカラオケでの評判は?

YouTubeでの再生回数が1000万回を超える曲の一つです。

2019年12月5日現在、YouTubeでの再生回数は9623万回。

DAMカラオケの2019年9月ランキングでは8位。

ちなみに、9位は宿命、10位は残酷な天使のテーゼ、11位は奏となっています。

そうそうたる名曲です。

歌詞の意味・解釈

時には誰かを 知らず知らずの

うちに 傷つけてしまったり

失ったりして初めて

犯した罪を知る

と井口理さんの美しい高音で始まるこの曲のテーマは「取り返しのつかない過ちを犯して後悔する人の心情」です。

 知らず知らずのうちに人を傷つけ、取り返しのつかない事態になった「僕」。

雪が降っているので季節は。別れた「彼女」に対して、

また出逢えたら 僕の名前を 覚えていますか? その頃にはきっと 春風が吹くだろう

と問いかけるのは悲痛な心持ちゆえです。

そして、下のように「やり直したい」と「どうしようもない」の気持ちが振り子のように揺れ動きます。

しかし、理屈ではどうしようもありません。

だから、

真っ白に全てさようなら

降りしきる雪よ

全てを包み込んでくれ

今日だけは 全てを隠してくれ

と「雪が自分を覆い隠す」ことを願って曲は終わるのです。

 そんな歌詞の意味・解釈のもと、物語を作ってみました。

歌詞物語:明治神宮を彷徨う19歳男子大学生

理解できなかった。
もう一度トイレに戻った。
私は泣くしかできなかった。
「先に帰るね」と言って
帰った。
その事件の2年前、
僕は高3のときに彼女を知った

予備校でのことだった

少人数のクラスだから顔見知りみたいな感じ

男子は男子で女子は女子で固まるみたいな人が多かったから会話したことはあんまりない

でも、笑顔が可愛いなと思ってたし、合格発表での嬉しそうな顔を遠目に見つけて嬉しかった

4月からは一緒に上京して同じ大学に通うことになった

もともと顔見知りの人たちを別の場所に移植すると、やけに仲良くなることがあるけれどそんな感じで仲良くなった

ふたりとも上京で不安だったのもデカかったと思う

一緒にディズニーに行ったとか、
みんなでキャンプしに行った夜に...とか、
急でドラマチックなのはなかった

5月の昼下がり、学食で偶然会って喋ったとき、

「レポート提出期限、4限までなんだよ〜 私無理〜」

「お前、計画的にやれよなあ」

「もう、ひど〜」

ってとき、本当に普通の時だったのに(あ、俺こいつ好きなんだ)って気がついた

屈託のない笑みを浮かべながら話す友達と話す彼女

バイトで学費を稼ぎながらも不平を言わずに大学に来る彼女

時々、めんどくさいくらいこだわりがある彼女

それにちょっとカワイイ

そンな彼女が好き

その数週間後、告った

恥ずかしそうにちょっと茶化しながら「うん。」っていう彼女も好きだった

夏休みにはディズニーにも、キャンプにも行った

秋は普通のカップルだった

12月末の雪の日だった。
都心に数センチの積雪のある。
そんな大雪の日だった。

上京できた予備校時代の友人を加えて3人の飲み会が敢行された

僕らには予備校時代からの共通の友人のAがいて
Aは僕らより華やかな立地の東京の大学に進学してた

「なあ、お前さ、彼女とはどうなのさ?ちゃんと上手くやってんのか?」

「てめえ、調子に乗んなよ〜」

「彼女さ〜ん、コイツはどうなのさ!?」

「え〜、フツウだよ」

「おい!なんだよ、フツウって!はっきり言えよな」

「おいおい、彼氏怒ってんじゃん」

「ハイハイ」

そんな話をした

・・・・

事件はそこで起きた

僕はその時ビール2本と、ハイボール系3本、あとAにそそのかされて焼酎をそこそこやっていた

結構酔っていた

彼女は「トイレに行ってくる」と言って席を立った。

すかさずAが身を乗り出して小声で聞いてきた。

「なあ、お前さ、『大学入ったら絶対巨乳の彼女作るんだ』って言ったなかったけ?」

「なあ、それあいつ気にしてるから言うなって言ったよな」

「いいじゃん、今いないんだからさ!」

「てめえなあ」

「現実を見ろよ。あいつは貧乳絶壁の部類だぜ。お前それで満足かよ?」

「はあ〜、てめえ、アイツの可愛さ知んねえから+`*@<%#(#%!)」`

「でもさ、ぶっちゃけどうなんだよ?な?正直に言えよ」

「「まあな、やっぱり貧乳ってのはちょっと+`*@<%#(#%!)」」

「やっぱ、お前巨乳好きなんじゃん!wwww 貧乳断固はんたーい」

「おい、お前、声でけえ」

「さあ、一緒に!」

「貧乳断固はんたーい」「ヒンニュウダンコハンターイ

・・・

青山の個室の居酒屋だったし、そのときは誰にも聞かれてないと思ってた。

その日の夜、二人とも悪酔いしたから
早めに帰ったと思ってた彼女からLINEが来た

「わたし、人の気にしてるところ、陰口して盛り上がる人大っ嫌い。それに前にも同じこと言ったよね。もう終わりだから。さようなら」

え?

は?

何言ってんの?好きって気持ち変わってないし、酔ってただけじゃん

え、何。LINEブロックされてるんだけど

「なあ、A、俺振られたわ」

「え」

僕は彼女に振られた

いないと思ってたし、別に貧乳でもよかったし、そもそも好きだったし、「さようなら」言われてより強く好きって思ったし、でも、そういうネ

あとは期末テストだけでもう春まで会う機会はあんまりない

それなのにLINEもインスタもツイッターも全部ブロックされてる

最悪だ

もう夜が明けていた。

雪が降り積もった早朝の明治神宮。

大げさな参道、大げさな境内の木、降り続く大げさな雪。

雪よ足跡を消してくれと願いながら僕は泣いた。まだ若い19の冬だった

MV(ミュージックビデオ)

King Gnu – 白日

King Gnuの宣伝

 東京藝術大学でチェロ専攻だった常田大希さんがプロデュース。

 常田大希さんは自身もボーカルとして参加してます。

常田大希さんを中心に、各メンバーの多様な音楽的バックグラウンドを拾い上げて、音楽性のある楽曲制作をすることも人気の理由。

 ちなみに、高音で響く井口理は東京藝術大学の声楽科出身で、おふざけキャラで定着しています。

King Gnuのメンバーはこちら

  • 常田大希(つねただいき):担当はギター、ボーカル(ロック)、プロデュース
  • 勢喜 遊(せき ゆう):担当はドラムス、サンプラー
  • 新井 和輝(あらいかずき):担当はベース
  • 井口理(いぐちさとる):担当はボーカル(高音)

全部で4人のバンドです。

 白日の他にも飛行艇、The hole、Slumberland、Tokyo Rendez-Vousなどがおすすめです。

編集後記(No.10)

 どうも、しまうまです。King GnuはVoが2人いるバンドです。この曲は井口理さんの高音が響き渡って、心地よいです。でも、歌詞は悲痛な後悔の歌です。「季節を越えて また出逢えたら 君の名前を 呼んでもいいかな その頃にはきっと 春風が吹くだろう」ところからはめっちゃ後悔してることが伺い知れます。

 気持ちが少しでもあるときって別れた後の方が気持ち高まるんです。人間は得るものより、失うものを大きく感じてしまう不合理な生物なのでね(not by 実体験 but by 行動経済学)。

 ただ、ヨリは戻せるんですかね?この歌詞物語ではお互いが落ち着いたらヨリ戻せそうな気もしますけど、原曲の方はどうなんだろ。無理そうw

 あと、最後に言っておきますけど、上の歌詞物語は実体験でも知人の話でもないフィクションですので勘違いされないようにね(2019/11/24)

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