クラスルーム・ガジェットに過ぎない

引用語録

全文:クラスルーム・ガジェットに過ぎない

用法:わかりやすさ偏重で欠陥のある説明方法を批判する際に用いる。

:イキリ高校生「摩擦の影響を考えない物理モデルとかさ、クラスルーム・ガジェットかよw」

有名な例ヒックスIS-LMモデルを批判した際に用いた(1980)

<解説>

 クラスルーム・ガジェット(classroom gadget)とは、学生にとってわかりやすいが、欠陥のある説明方法を皮肉って表現したもの。

 欠陥には、理論的な厳密性や、現実との整合性がある。

 クラスルーム=教室、ガジェット=小道具、装置、仕掛け、の意味。

 ただ、理解しやすさは人間にとって致命的に重要であり、クラスルーム・ガジェットだからといってすぐに価値なしと断定してはいけない。

 最も精密なモデルはこの世界そのものであるが、役に立たない。

 そして、人間が考えた全ての説明は穴だらけである。