ゴシック建築 / 西洋建築史【第5章】

西洋建築史
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 ゴシック建築について、代表作3つと、おまけを1つ付けました。ゴシック建築の特徴は、高い塔・長い工期です。

<西洋建築史シリーズ>

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1、ゴシック建築とは

 ゴシック建築は、ロマネスク建築のあとに出現した建築様式。ゴシックは、「ゴート人の」という意味。ゴート人は、西ローマ帝国亡き5世紀、イタリアを支配したゲルマン人の一派。

5世紀のヨーロッパ(しまうま, 2020, ○)

 

 ただし、ゴシック建築は、ゴート人の建築ではない。実は、ルネサンス期の建築家が、前時代の建築を「粗野で野蛮」と表現する蔑称としてつけた名前である。

場所:西欧・東欧中心

時代:13〜15世紀 (この時代、ゴート人の国はありません)

特徴1:窓が大きい(ロマネスクの逆)

特徴2:高い尖塔

2、ケルン大聖堂(ドイツ)

ケルン大聖堂(Thomas Wolf, 2008, CC BY-SA 3.0, ○)(wiki)

名前:ケルン大聖堂

場所:ドイツ・ケルン

設計:13世紀のゲルハルト・フォン・ライル (フランスのゴシック様式に学んだ)

工期:1248年〜16世紀(宗教改革で中断)、1842年〜1880年

工期について:600年以上かかったが、当初の設計がほぼそのまま反映されている

高さ:157m (ワシントン記念塔ができるまで世界一の高層建築)

年間維持費用:約12億円(一時、危機遺産にも認定された)

3、ノートルダム大聖堂(パリ)

ノートルダム大聖堂(パリ) (Photo by Sebastian on Unsplash, ○)

名前:ノートルダム大聖堂(パリ)

工期:1163年〜1225年(その後も続けられ最終的に1345年に竣工)

特徴:初期ゴシック建築なので、ロマネスク建築の要素も入っている。

ノートルダム大聖堂の2019年の火事(Wandrille de Préville, 2019, CC BY-SA 4.0, ○)(wiki)

事件:2019年、火事がおきて尖塔が崩落した。

4、ミラノ大聖堂(イタリア)

ミラノ大聖堂(Photo by Mo k a on Unsplash, ○)

名称:ミラノ大聖堂

役割:世界最大人口のカトリック教区のミラノ大司教がいる教会

工期:1386年〜1813年(最後がナポレオンが支援した)

第二次世界大戦:連合国の判断で爆撃が行われなかった

5、シンデレラ城(日本)

東京ディズニーランド・シンデレラ城(Photo by Colton Jones on Unsplash, ○)

 おまけの話である。

名称:シンデレラ城

役割:東京ディズニーランドのシンボル

オープン:1983年

ゴシックの要素:尖塔がゴシック様式であると言われている。

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