日本の合計特殊出生率の推移

ファクト・レポート

 国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料(2020)を用いて、日本の合計特殊出生率のグラフを作成した。

1、日本の合計特殊出生率

(1)戦前からの推移

 1925年に合計特殊出生率は5.1に達していた。

 1950年の3.65で合計特殊出生率4.0を、1952年の2.98で3.0を、1961年の1.96で2.0を初めて割り込んだ。

 2.0以上を最後に記録したのは1974年であり、それ以後は合計特殊出生率は2.0を下回っている。

日本の合計特殊出生率 戦前
筆者作成

(2)高度成長期以後からの推移

 詳しく見てみると、下のようになる。

 まず、全体としては緩やかに減少傾向がある。

 ただし、2005年の1.26を底に緩やかにV字回復しているといえる。

 なお、1966年に合計特殊出生率が大きく落ち込んでいるのは、丙午(ひのえうま)に生まれた女性は「気性が激しく夫を不幸にする」という迷信があったからである。

日本の合計特殊出生率 高度経済成長

2、出典と補足

(1)出典

 国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料(2020)

(2)合計特殊出生率の定義

(合計特殊出生率とは、)15~49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの子どもの数に相当する。

厚生労働省

(3)図表の利用

 「日本の合計特殊出生率」と題された図表の画像データ2つは、リンクを貼ることが望ましいが、断りなしに出典を表記せず転載してもよい。

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