【ナウシカ】ヒドラとは/土鬼の建国秘話にせまる

ナウシカ ヒドラ 名作アニメ主義

1. ヒドラとは?

ナウシカ ヒドラ

 ヒドラとは『風の谷のナウシカ』に登場する人型の人工生物である。

 首だけになっても生きていけるほど、生命力が強い。頭にある中枢を破壊しなければ、再び復活する。

 また、筋力も大きいので戦闘に適している。ただし、特殊な高音域の音波を発しないと、攻撃的になり暴走する。

2. ヒドラの登場

 初出は原作漫画『風の谷のナウシカ』第5巻。

 ヒドラは、100年もの間、不遇の時期を過ごした神聖皇兄ナムリスによって飼い慣らされた。皇弟ミラルパが手傷を負ったことを好機として、クーデターをおこす際、ヒドラの戦隊はナムリスの親衛隊としての役割を果たした。

3. ヒドラの伏線

 ヒドラの存在は、土鬼の高度な生命工学を基盤にしている。王蟲の幼生の培養・腐海を発生させる軍事用粘菌の開発といったエピソードがその背景になっている。

 また、土鬼の建国につながる重要な伏線となっているのである。

4. ヒドラと庭

 以降、ネタバレあり。

 ヒドラを作る技術基盤は、生命工学にあり、旧世界の文明の助けが必要不可欠である。当然、墓所がその出処と考えるのが自然だ。

 しかし、ヒドラはもともと「庭」で農夫として使われていた人工生物だ。

 第7巻によれば、科学の知識を蓄えている「墓所」とは別に、「庭」が存在する。

 「庭」の主によれば、「庭」には「次の世に伝える価値のあるもの(134ページ)」が保存されている。具体的には、農作物・音楽・詩・絶滅した動植物がある。

 ヒドラはその「庭」の住人である。

5. ヒドラと土鬼の成り立ち

 なぜ、ヒドラは土鬼の皇帝が持っているのか?

 昔、「庭」にいた少年が「人間を救いたい」と書き残して、外界に出た。その際、ヒドラを数体ほど率いて言った。その少年こそが、初代神聖皇帝である。以降の建国物語は語られないが、こうして土鬼諸侯国連合帝国が誕生するのである。

 ナウシカが「庭」にくる200年前のことである。(西暦3800年頃と推測される)

 なお、その頃、土鬼の地では土王クルバルカが暴政を敷いていた。ナウシカと行動を共にする念話使いのチチク少年は、クルバルカの末裔である。

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