イギリス(グレートブリテン島及び北アイルランド連合王国)【世界地理】

世界地理
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 世界地理シリーズのイギリス編です。

<世界地理シリーズ>

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受験世界史の地図

1、イギリスとは

イギリスの場所
イギリスの場所(しまうま、○)

 イギリスとは、正式名称「グレートブリテン島および北アイルランド連合王国」のことです。大西洋にうかぶグレートブリテン島の全土とアイルランド島の北部を領土とします。

  • 首都は、ロンドン
  • 人口は、6600万人。日本の半分ほど。
  • 一人当たりのGDPは、約3.6万ドル。豊かな国です。
  • 言語は英語。ウェールズ語も公用語。
  • イギリスはかつて世界最大の植民地を築いた。

2、イギリスの都市

ロンドン

ロンドンの位置(イギリス地理)
ロンドンの位置(しまうま、○)
  • イギリスの首都
  • 都市圏の経済規模は世界第5位。(ニューヨーク→東京→ロサンゼルス→ソウル→ロンドン)
  • ロンドン証券取引市場は世界3大金融市場
  • 年間1400万人の外国人旅行者が訪れます(ヨーロッパ1位)

バーミンガム

バーミンガムの位置(イギリス地理)
バーミンガムの位置(しまうま,○)
  • イギリス第二の都市
  • 人口100万人
  • 鉄鉱石と石炭があり、産業革命後、鉄鋼業が栄えた。当時、工業の排気ガスで空が黒く染まり、ブラックカントリーと呼ばれました。

マンチェスター

マンチェスターの位置(イギリス地理)
マンチェスターの位置(しまうま、○)
  • イギリス第二の都市とも言われます。
  • 人口40万人(イギリス9位)
  • ペニン山脈の西にあり雨が降るので、産業革命で、綿工業が発展しました。
  • 産業革命後は、リヴァプールはマンチェスターの外港となりました。

リヴァプール

リヴァプールの位置(イギリス地理)
リヴァプール(しまうま、○)
  • イギリス第四の都市
  • 人口45万人
  • 近世〜近代は黒人奴隷貿易の中心地として繁栄しました。
  • 産業革命後、マンチェスターの外港として反映しました。

3、イギリスの自然

イギリスの自然(イギリス地理)
イギリスの自然(しまうま、○)

 イギリスの地形を語る上で最も大切なのは、「ドーバー海峡」である。グレートブリテン島とヨーロッパ大陸を分ける海峡です。イギリスも外国のことを「overseas」、つまり、「海外」と言います。

 受験的にはペニン山脈が問われる可能性があります。イギリスには西から東へ偏西風が吹いており、ペニン山脈の西側では雨が降り、東側には乾燥した風が吹き下ろします。

4、イギリスの国際関係

(1) ヨーロッパ

イギリスとヨーロッパの関係(イギリス地理)
イギリスとヨーロッパの関係(しまうま、○)

 イギリスは何度も外国勢力の支配下に置かれました。

 最も古いのが古代ローマ帝国による征服。次は、北欧のヴァイキングによる征服。さらに、フランスの地方領主に征服されたりもしました。

 ちなみに、現在のウィンザー朝の初代は、ドイツのハノーヴァーから来たゲオルク(ジョージ1世)です。当時はハノーヴァー朝でしたが、第一次世界大戦のときにイギリス風に改称しました。

(2) 全世界

イギリスの旧植民地(イギリス地理)
イギリスの旧植民地(しまうま、○)

 イギリスは、かつて世界各地を植民地化しました。イギリスの旧植民地の中で大事なものを記述します。名称は現在のものです。

  • アイルランド:イギリス西方の島。現在も北アイルランドを領有している。
  • インド:前近代では世界第2位の経済規模。インド半島を史上初めて完全に統合して、「インド帝国」として統治した。
  • アメリカ合衆国:当時は東部のみ植民地化。1776年に独立した政府は、西部開拓と工業化を進め、現在、世界一の経済・軍事・文化大国となっている。
  • 香港:中国南部の沿岸都市。社会主義化の中国への直接投資の7割が香港を経由する重要な都市。11世帯に1世帯が金融資産100万ドル以上を保有する。
  • イスラエル:地中海に望む中東の国家。2000年前に故郷を追われたユダヤ人が、第二次世界大戦後に建国した。中東の戦争の多くがユダヤ人のイスラエルと、アラブ人の中東各国の間で発生した。

コラム:植民地帝国の遺産

大英帝国(イギリス地理)
大英博物館(Ham, 2007, CC BY-SA 3.0, ○)(wiki)

 イギリスで最も人気の観光地は、大英博物館です。800万点が収集されていて、1日ではとても回りきれない世界最大の博物館です。

 世界最大の博物館がイギリスにある理由は、イギリスが植民地から多くの文物を略奪したからです。その点で、植民地帝国イギリスの黒い過去のシンボルでもあります。

 しかし、世界の文物が一箇所に集まっていることで、観光客や研究者にとってはありがたいです。また、途上国になってしまった過去の文明国家は政情不安定な状況であり、文化財の破壊からイギリスが守っているともいえます。

 各国から返還要求が出ているので、一気に文化財を見たいのなら早めに行った方がいいのかもしれません。

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