冬の旅行といえばスキー・スノボ旅行です。けれども、初心者ですと
「滑るのが怖い」
「みんなに迷惑かけちゃったらどうしよう」
だと思って腰が重くなってしまいがちです。
そんな方々には野沢温泉スキー場がおすすめです。この記事では、初心者目線でその理由に迫っていきたいです。
1、野沢温泉スキー場とは?
野沢温泉スキー場は、38コース、最長10キロのコースがあるという大きなスキー場です。
雪質はよく、特に山の上ではパウダースノーが満喫できることで有名です。
場所は長野県北部で、アクセスは車か新幹線です。北陸新幹線が停車する飯山駅から直通バスが運行していて、東京駅からのアクセスは結構いいです。
2、初心者に優しい理由1:緩くて広くて長いゲレンデ
初心者にとって一番大事なのは、雪質やアクセスよりも
- スピードが出過ぎない緩い斜面
- 横方向に滑るスペースのある広い斜面
- リフトにあまり乗らなくていい長いゲレンデ
です。この観点からみると、野沢温泉スキー場にはいいゲレンデが3つあります。
<取り上げるゲレンデ3つ↓>
順位 | ゲレンデ名 | 緩い | 広い | 長い | アクセス |
1位 | 上ノ平 | ◎ | △ | ◎ | △ |
2位 | パラダイス | ○ | ◎ | △ | △ |
3位 | 長坂 | ○ | ○ | △ | ◎ |



1位:上ノ平ゲレンデ
上ノ平ゲレンデは、緩くて、とても長いゲレンデです。初心者が一番楽しめるゲレンデであることには間違いありません。
長いリフトにはカバーがついていて、大雪の日や寒い時もカバーをかければ、寒くありません。お子様といくときにもぴったりです。
こういった配慮も含めて一番いいゲレンデだと思います。
ただし、上ノ平ゲレンデにいくには、長坂トリプル・リフトから日影ゴンドラに乗り継ぐ必要があります。このときに、一度滑る必要があります。
「ちょっとやったことある」程度の初心者でしたら、全く問題なくアクセスできると思います。
ただ、全くの初心者ですと、ここのハードルが高いです。このときは、後述する長坂ゲレンデにいきましょう。
2位:パラダイス・ゲレンデ
パラダイス・ゲレンデは、斜度が2〜3日目の初心者にとってちょうどよく、横に広いゲレンデです。特にスノーボード初心者におすすめですね。
また、山の中腹で前に遮る森がないので、眺めは絶景↓です。(コロナですいているときに朝一で行きました。雲海が綺麗です。)



「上ノ平ゲレンデは緩いな」と感じるまでに成長しましたら、パラダイス・ゲレンデを何度も何度も滑るというのは名案だと思います。
3位:長坂ゲレンデ
長坂ゲレンデは、駐車場やホテルから一番近いゲレンデです。すべりはじめはここで慣らすことになると思います。
急な斜面と緩い斜面が交互にくる癖のあるゲレンデですが、広いですので横にすべる練習がしやすいです。
また土日はナイターをやっていますので(要公式情報確認)、初心者はあえて空いているナイターにいって練習するのも一案だと思います。
下はめちゃめちゃ空いている長坂ゲレンデ(ナイター)の画像です。



番外編:林間コース
パラダイス・ゲレンデの終わりで右に曲がると、林間コースに進めます。
林間コースは緩く、とてもとても長いので、ハの字で滑れるようになった初心者スキーヤーにおすすめです。
ただし、道は狭く、道のすぐ横は崖ですので、お子様やスノーボーダーにとっては少しきついかもしれません。
ちなみに、林間コースを回避したい時は、日影ゴンドラの下り線に乗るといいです。
2、初心者に優しい理由2:ゲレンデの配置
初心者にとってもう一つ大事なのは「みんなに迷惑をかけないか」です。
実際に、あまりにレベル差があるとおいていかれますし、自分のペースで練習したいと重いこともあるでしょう。
中上級者と初心者が別々に楽しく滑りつつも、最後は合流できるゲレンデの配置になっているとベストです。
野沢温泉ではこのベストなゲレンデ配置が実現しています。
野沢温泉では下の方が初心者向け、上の方が中上級者向けになっています。ですので、初心者は下をすべり、友達が上から下にすべってくれば合流できます。
こんないいとこ取りができるのも野沢温泉ならではです。



3、おわりに
野沢温泉スキー場が初心者にとって優しいスキー場であるということがお分かりいただけたでしょうか?
自分が初心者だ…
初心者の友達を誘いたい…
そんなときは是非、野沢温泉スキー場に行ってみましょう!