ロココ建築 / 西洋建築史【第8章】

西洋建築史
Mbzt
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 ロココ建築は18世紀前半に流行った様式です。特徴は繊細さ。豪壮なバロックの反動でもあります。

<西洋建築史シリーズ>

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1、ロココ建築とは

特徴1:繊細・優雅

特徴2:内装や家具を重視した。

背景:フランスでのサロンの流行。このため、貴婦人が好きな装飾が散りばめられている。

2、サンスーシ宮殿(ポツダム)

サンスーシ宮殿(Mbzt, 2013, CC BY-SA 3.0, ○)(wiki)

名称:サンスーシ宮殿

場所:ドイツ・ポツダム

建築指示:プロイセン王フリードリヒ2世

工期:1745〜1747年

特徴:こじんまりとしているがその分、内装が華麗。

時代:オーストリア継承戦争中であった。プロイセンの余裕がうかがえる。

3、シェーンブルン宮殿

シェーンブルン宮殿(Thomas Wolf,2014, CC BY-SA 3.0 de, ○)(wiki)

名称:シェーンブルン宮殿

場所:オーストリア・ウィーン

建築意図:オーストリア王家は神聖ローマ皇帝の継承家であった。しかし、伸長するフランス王が豪壮なヴェルサイユ宮殿を建築。これに対抗する意図があった。ただ、財政的な問題で規模が縮小された。

完成:1750年ごろ、マリア・テレジアの治世

シェーンブルン宮殿の世界史に役立つ雑学

 6歳の天才ピアノ少年モーツァルトは、マリア・テレジアにシェーンブルン宮殿に招かれた。素晴らしい演奏した後、モーツァルトは転んでしまう。

 この天才児の手をとって助けた少女がいた。幼いモーツァルト はこの少女に「大きくなったら結婚いたしましょう」と求婚した。可愛らしいお話である。

 残念ながらこの少女はモーツァルトと結婚しない。この少女は、敵対から友好への変化したフランスに嫁ぐのである。これは18世紀のプロイセンの勢力拡大が背景がある。世界史的でしょ?笑

 実は話はまだ終わらない。この少女は後にマリー・アントワネットと呼ばれる。お相手は、後のフランス王ルイ16世。やがてこの夫婦はフランス革命で処刑されることになる。

4、エカチェリーナ宮殿

冬宮(Photo by Helen Ast on Unsplash, ○)

名称:エカチェリーナ宮殿

場所:ロシア・サンクトペテルブルク

建築意図:ロシア皇帝エカチェリーナ1世の避暑用の宮殿

(※世界史で重要な女帝はエカチェリーナ2世)

工期:1754年~1762年

日本人の来訪者:1791年、鎖国中の日本から大黒屋光太夫が訪れ、エカチェリーナ2世に謁見した。

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