沈黙か嘘か

 発言者はある視点から「どう正しく判断するか」に注目しがちです。しかし、「どの視点」を選んで考えたか、逆に「どの視点」を選ばずに考えたかも重要です。

発言から垣間見える人間性

 なぜなら、人の発言時間は実質的に制限されていて、その限られた範囲で何を語るかを選んでいるからです。そこには発言者の「重み付け」、価値観、人間性が雄弁に反映されます。選ばれた論点を発言者は重視しているとみなされるのです。

 その際、その主張が真っ当なものであったとしても、その論点を取り上げたことが論議の対象になります。

「正しさ」を主張することが的外れな可能性

 Twitterを見れば、正しい主張が炎上することはよくあります。

 このとき、「私の言うことは正しい」と声を上げることは的外れなのです。「私が取り上げた論点はどうしても語るべきことだった」と反論しなくてはいけません。

沈黙か嘘か

 この反論ができないのなら、沈黙が最適解だったのです。沈黙が許されないなら、嘘をつくべきでした。

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