5.厚生経済学の第二基本定理【社会厚生】

 厚生経済学の第二基本定理とは、「所得分配を行った上で、市場競争を行えば、任意のパレート最適な資源配分が実現する」というもの。

 公平性に関する定理である。

 証明は難しいので、当ブログでは扱わない。

 興味のある方は、神取ミクロを参照されたし。

意義

 市場経済では社会全体のパイは大きくなる一方で、不公平が残る可能性を明確に指摘した。

 また、公平性は所得分配で操作できるという処方箋も導いた。

 経済学は「市場経済」と「所得分配」を2軸としていると言える。

経済学の限界

 厚生経済学では、「どのような公平性も実現できる」ことは明らかにしたが、「どのような公平性がよいのか?」は導けていない。

 ここに経済学の限界がある。

条件

 ただし、次のような条件がついている。

  • 選好の局所不飽和性
  • 選好の凸性
  • などなど

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