公平性

経済学用語

 公平性(fairness)とは、社会正義が実現された状態。

 健康で文化的な最低限度の生活、所得格差の縮小、機会均等、差別の撤廃などが含まれる。

 ただ、「完全な所得平等」〜「教育の機会均等」〜「最低生活保障」の様々な程度があり、明確に定義することはできない。

 経済学からは「適切な所得分配を行なった上で市場メカニズムに任せれば、どんな効率性も実現することができる(厚生経済学の第二基本定理)」との結論が導かれるだけである。

 現実にどのように所得分配を行うべきかを明言するには、個人の価値観が不可欠で、普遍的な回答を導くことができない。

 ここに経済学の限界がある。