文系にやさしいミクロ経済学

経済学用語

 ミクロ経済学(Microeconomics)は、合理的な意思決定をヒントに社会の全体像を描こうという壮大なプロジェクトです。

 ここから導かれるのは、価値をめぐる体系です。

 概念上は効用・利潤・利得などが使われますが、これらは「価値」をそれぞれの目線で言い換えたのにすぎません。

 また、ミクロ経済学は「すべての人がそれぞれの価値観と能力限界をもって存在している」を出発点に議論をスタートさせます。

 ミクロ経済学は多様な価値観が調和する現実社会を構想するので、万人の共通言語になりうる学問です。

1、経済行動の理論

 経済の登場人物は、財を需要する消費者、財を供給する企業に大きく2分することができます。

 では、消費者と企業が合理的だとしたらどのような行動をとるのでしょうか?

  • 消費者=効用最大化を目指す
  • 企業=利潤最大化を目指す

と捉えて議論をします。

 現実は必ずしもこのように動いてはいませんが、「消費者・企業にとって本質的に何が得であるのか?」という議論をする際の基準点を提供してくれます。

1-1、消費者行動の理論

【理論】行動モデル

(1)重要概念

(2)行動のモデル化

  • 効用最大化:人は実に多様な振る舞いをします。では、行動を統一的に理解するモデルはないのでしょうか?制約の中で満足度を最大化する人間像を提示します。
  • 支出最小化:人は支出を最小限に抑えることを考えます。では、支出最小化と効用最大化は矛盾しているでしょうか?両者が表裏一体であることを示します。

【議論】行動分析

(1)よい社会とはなにか

  • 消費者にとっての効率性条件:いい社会とはイデオロギーではなく、一人一人の幸福によって測られるべきです。これは人々が効用最大化できている社会と言い換えることができます。では、いい社会の条件とはなんでしょうか。

(2)行動の解釈

  • 消費か貯蓄か人は予算をすべて使い切るわけではありません。では、どのように消費と貯蓄を決めるのでしょうか?異時点間の消費選択による効用最大化として定式化します。
  • 労働か余暇か:働くことは人生の中心命題です。では、労働とは一体なんでしょうか?労働の対概念として余暇を導入し、余暇と消費の選択による効用最大化として定式化します。

(3)試験のための議論

【検討】意義と批判

1-2、企業行動の理論

【理論】経営モデル

(1)重要概念

<企業経営>

<経営資源>

<市場環境>

(2)経営のモデル化(完全競争)

  • 利潤最大化→生産量の決定
  • 利潤最大化→多角的経営の意思決定
  • 費用最小化→生産要素の意思決定

(3)経営のモデル化(不完全競争)

  • 独占企業の行動(利潤最大化)
  • 寡占企業の行動(利潤最大化)

【議論】経営分析

(1)よい社会とはなにか

  • 企業にとっての効率性条件:

(2)経営判断の解釈

  • 参入・赤字経営・撤退の意思決定
  • 労働者と資本家への報酬はどう決まるか

(3)試験のための議論

  • 供給の導出(費用関数から)

【検討】意義と批判

  • 企業理論の意義と批判

2、市場メカニズムの理論

 価格理論とは、合理的な行動をする消費者と企業を想定し、価値の創出と分配を分析する理論です。

 社会を論じる際、社会全体を豊かにする「効率性」主体間での正しさである「公平性」の2つの視点があります。

 価格理論は効率性について議論するときに、威力をもちます。

<体系>

  1. 市場分析(需給曲線)
  2. 市場分析(一般均衡)
  3. 市場の失敗

2-1、市場分析(需給曲線)

【理論】需給曲線

(1)重要概念

(2)市場のモデル化

(3)社会厚生のモデル化

  • 消費者余剰
  • 生産者余剰

【議論】市場分析

(1)よい社会とはなにか

  • 総余剰最大化の成立条件
  • 総余剰最大化の失敗

(2)需要ショックと供給ショック

【検討】意義と批判

  • 需給曲線の意義と批判

3、ゲーム理論

準備中

4、情報の経済学

準備中