「てれすこーぷ。」管理人のしまうまです。今回は、パソコン(Mac)で簡単に音声入力する方法について解説したいと思います 。※Windowsでも同じことができます。
音声入力ができれば、Zoomをつけながら音声入力をすることで、自動的に議事録議や ノートが作れてしまいます。
微修正を含めても今までのだいたい1/3ぐらいの時間でメモを取ることができますから、仕事や勉強がとても効率的になること間違いなしです。
1、使うアプリ
さて、今回私が紹介するアプリケーションは、マイクロソフトの Word(ワード)です。
ええ?
と思われた方もいらっしゃると思います 。
しかし、最新版のWordでは、実は音声入力をすることができます 。
多くの方々は音声入力をした後にWordに移し替えて編集すると思います。特にPDF化したい場合は、そうですよね。Wordで音声入力と文書作成が完結するのは、とても便利です。
2、方法

方法は簡単です 。
まずワードを起動します。そして上のバーにある「ホーム」 を押します。
すると右上の方に ディクテーション というボタンがあります。このボタンを押すと 音声入力開始されます。
3、注意点
動作しているかどうか
ディクテーションの 部分が 赤く染まっているとき、音声入力が機能しています。



記録できなくなる現象
ディクテーション機能は15秒ほど使っていないと、機能が停止してしまいます。また、他のページをみていた場合も、機能を停止します。
ですので発言者がしばらく黙っている場合、その部分の記録がとれないということが起こりかねません。
その際は、また、ディクテーションボタンを押す必要があります。
音声入力の精度
しっかりとした文章を読み上げると音声入力の精度は高いですが、あまり使わない表現を多用していると誤字脱字はよく起こります。
試しに『進撃の巨人』のあるセリフを音声入力してみました。結果が下です。
俺は巨人を1匹残らず駆逐して狭い壁の中からテル
添削すると、こんななります。
俺は、巨人を1匹残らず駆逐して、狭い壁の中から
テルでる!
しっかりとした文章をはっきりと読み上げると、精度はこのくらいです。
句読点の扱い
句読点については入力されませんので、自分で修正する必要があります。この部分が少し面倒臭いです。
他の人の音声を書き出すのではなく、自分での文章を書く場合は、音声コマンドを使うことで入力することができます。
記号 | 音声コマンド |
、 | 読点(とうてん) |
。 | 句点(くてん) |
| 改行(かいぎょう) |
( | 括弧(かっこ) |
) | 括弧閉じ(かっことじ) |
4、おわりに
注意点を踏まえると、ミーティングや授業で 全く聞かないで ワードのディクテーション機能に全てをお任せするというのは 危険です。
しかしこの点に注意すれば 非常に便利ですのでぜひ使ってみることをオススメします 。