R Markdownのコードまとめ

基本設定とタイトル(YAMLヘッダー)

(1)YAMLヘッダーとは

 YAMLはR Markdown冒頭に記述し、文書全体の設定やタイトルを記します。

(2)基本

 初期設定は次のようなYAMLになっています。ただ、日本語が使えないという問題があります。

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title: "タイトル(英語)"
author: "著者(ローマ字)"
date: "12/25/2000"
output: pdf_document #出力形式
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(3)日本語を使えるようにする

 そこで以下のように書き直すことで日本語が使えるようになります。実際に使うときは#は削除してください。

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title: "タイトル"
author: "著者"
output:
  pdf_document:
    latex_engine: xelatex #LaTeXの中のxelatexを使う
header-includes: #日本語でも自動折り返しできるようにする
  - \XeTeXlinebreaklocale "ja"
  - \XeTeXlinebreakskip=0pt plus 1pt
  - \XeTeXlinebreakpenalty=0
mainfont: ipaexm.ttf #明朝体指定(フォントによっては自動折り返しできない)
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(4)日付を今日にする

#今日の日付を自動で入れる
date: \today

文書作成(Markdown)

(1)脚注

R Markdownにも脚注[^1]をつける方法がある。脚注はそのページ下部に小さく記される。
 
\[^1] 脚注とは、本文の下部に載せる補足情報。意味、解釈、出典が記される。学生のレポートについていると一気に「まともなレポートに見える」という装飾効果もある。

数式(LaTeX)

(1) LaTeX

 LaTeXのコードは「LaTeXで数式を書く」を読んでください。

(2)数式の挿入位置

#改行せずに、文中に差し込みたいとき
このモデルは$数式$で表せる。
 
#改行したいとき
$$数式$$

Rの出力(Rチャンク)

```{r , include=FALSE}
library(wooldridge)
library(stargazer)
```


``{r, results='asis', message=FALSE}

Pythonの出力(チャンク)