しまうま総研は、社会をよくする思考法を考えるブログです。
管理人のしまうまは、多様な価値観や利害関係の中で、万人の共通言語となる思考法を探しています。
演繹法としての経済学、帰納法としてのデータ分析、実現のためのリーダーシップに注目しています。
共通言語がなければ弱いものは強いものに負けてしまいます。「人間は考える葦である」で有名なパスカルは『パンセ』で次の言葉を残しました。
正義は論議の種になる。力は非常にはっきりしていて、論議無用である。そのために、人は正義に 力を与えることができなかった。なぜなら、力が正義に反対して、それは正しくなく、正しいのは自分だ と言ったからである。
このようにして人は、正しいものを強くできなかったので、強いものを正しいとしたのである。
パスカル『パンセ』
けれども、正しいものを強くする努力はすべきです。
高校生の私は、強い者たちに囲まれても揺るがない普遍性を持ちつつ、最終的には自分の人生を豊かにできる個人的な道標を欲していました。
道標として最も心強いのは意思決定、社会現象、価値判断の問題について統一的に説明する理論でしょう。
矛盾と調和が求められます。多様な人々がもっている表面的には矛盾する様々な考え方を、軽視して無視するのではなく、調和させて統一的な理論に昇華させるのです。そこでこのブログは、相反する白と黒が模様となっているシマウマをシンボルとしました。
悩める人たちに私のブログが届けば幸いです。