経済学は「社会をよくしたい」と考える万人にとっての共通言語になりえます。なぜなら、経済学は個々の最適化行動の結果として社会を見つめることで、事実解明と規範を統一的な枠組みで捉えているからです。
第1章:社会的望ましさ 〜社会厚生関数〜
・準備中
第2章:経済成長 〜ソロー・モデル〜
第1節:暫定的な結論
・【理論分析】国民の生活水準(=一人当たりGDP、一人当たり消費)を上げるには、技術進歩のみが長期的に重要。
・【理論分析】国の経済力(=GDP)を上げるには、技術進歩と人口成長のみが長期的に重要。
・【政策的示唆】技術進歩が重要である。ただし、実施すべき政策は不明。なぜなら、ソローモデルにて技術進歩は外生的に決まるので、技術進歩を発生させる政策について考察できないからである。
第2節:モデル
第3節:事実解明的な分析
第4節:規範的な分析
・【効率性】経済成長の黄金律について
・【公平性】完全分配定理について
・【公平性】資本所得と労働所得の成長について
第5節:付録
・【データ分析】成長会計について
・【景気循環】景気循環について
第3章:合理的な意思決定 〜効用最大化〜
第1節:暫定的な結論
・【問題の定義】合理的な意思決定とは、自分に課せられた制約の中で、最も幸せになるためにどうしたらいいかを考えることと定義することができる。(予算制約下での効用最大化)
・【理論分析】合理的な意思決定の裏返しは、どうしたら最も代償を払わずに、幸せになるかを考えることである。(双対性。同一効用水準における支出最小化)
・【理論分析】新しく価値を追求するのが合理的である条件は、その価値の主観的な評価が客観的な評価を上回っているときである。(消費拡大するのは、限界効用≧価格、限界代替率≧相対価格)
第2節:モデル
・準備中
第3節:事実解明的な分析
・準備中
第4節:規範的な分析
・準備中
第5節:付録
第4章:合理的な意思決定 〜利潤最大化〜
・準備中
第5章:戦略的相互依存関係 〜ナッシュ均衡〜
・準備中
第6章:需要と供給 〜競争均衡〜
・準備中
第7章:需要と供給 〜市場の失敗〜
・準備中
第8章:最適成長 〜ラムゼイ・モデル〜
第1節:暫定的な結論
・【理論分析】短期的には自由な市場が社会を豊かにし、長期的には技術進歩が社会を豊かにする。
・【政策的示唆】政府は自由な市場を守るべき。市場が長期的に最適な投資水準を決定し、国民の生涯効用を最大化する。
第2節:モデル
・【モデル】最適成長モデル(ラムゼイ・モデル)について
第3節:事実解明的な分析
・【長期】定常均衡での経済成長について
第4節:規範的な分析
・【効率性】パレート最適な鞍点経路と定常均衡について
第5節:付録
・【モデル】ダイヤモンド・モデルについて(準備中)
第9章:景気循環 〜ニューケインジアン・モデル〜
第1節:暫定的な結論
・準備中
第2節:モデル
・【モデル】ニューケインジアン・モデルについて(第1回)
第3節:事実解明的な分析
A:近似モデルの構築
(Aは読まないことを推奨)
・【合理的な意思決定】ミクロ的基礎について / ニューケインジアン・モデル(第2回)
・【定常均衡】非線形モデルでの定常均衡について(第3回)
・【近似モデル】対数線形化と対数線形近似について(第4回)
B:ミクロ経済
・【中間財市場】独占的競争と最適競争政策について(第5回)
C:マクロ経済
・準備中
第4節:規範的な分析
・準備中
第5節:付録
・ゼロ金利制約について(準備中)
付録:プログラミング
環境構築
・R言語, RStudioのインストールについて(データ分析、ソロー・モデルのシミュレーション)
・LaTeXの環境構築と数式表現について(数式レポート作り)
・DynareをMATLABで動かすための環境構築について(ニューケインジアン・モデルのシミュレーション)
・DynareをOctaveで動かすための環境構築について(ニューケインジアン・モデルのシミュレーション)
シミュレーション
・R言語で動学モデルのシミュレーションを行う方法について / 繰り返し処理&関数(ソロー・モデルのシミュレーション)